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ウェイノン修道院
インペリアルシティを抜けて、コロール方面へ。
衛兵の前を通っても何事もない。どうやら、脱獄云々はうまく揉み消されているようだ。この分だと、ボーラスの方に援軍がやってきたのかもしれない。皇帝暗殺が市民の間に流れるのも時間の問題だな。
黒馬新聞の情報はやたら早いからな。
追いはぎに出会う。他の地域から流れてきたカジートが、結局シロディールでも職にあぶれて追いはぎになる。彼らも生きるのに大変そうだが、だからといって、はいそうですかと荷物を…ましてや命をくれてやるわけにはいかない。二度と旅人を襲わないようにしてくれてから、先を急ぐ。
林道を抜けると、そこに建物が。どうやらここがウェイノン修道院のようだ。中に入ると院長のような人物が話しかけてくる。ジョフリーを探していると応えると、彼なら二階にいるだろうと言う。
二階には、一人の修道士が本を読んでいる。ただの修道士ではないことはすぐに分かった。
「皇帝に王家のアミュレットを渡すように言われた」
「なんだって?どういうことだ?」
単刀直入すぎたか…。彼は面食らっている。経緯を軽く説明することにした。
「皇帝が暗殺…。では、アミュレットを見せてもらえないか」
試しにかけてみようとしたが、首から外れてしまうアミュレットを彼に渡す。軽く品定めしてから、
「確かに本物のようだ」
「あんたなら、皇帝の最後の子供の居場所を知っていると聞いたが…」
「確かに。今でこそ修道士の格好をしているが、昔はブレイドを束ねるグランドマスターだった。意外かね?我々のモットーは自由裁量だ。ブレイドとして皇帝の身辺警護をしているのは一握り。大体は市井に混じり、活動している」
ブレイドは、いわゆる「隠密」のような活動もしているということか…。
「私はユリエル皇帝の身辺警護を勤めていた時期がある。そのとき、ひとりの赤ん坊を、人知れず誰にも知られない遠くへやってほしいと頼まれた。時折どんな様子か尋ねるので、彼の子供なのだと直感した。彼の名前はマーティン。クヴァッチのアカトシュ神殿に仕える司祭だ」
「彼の身が危ない」
「そうだろうな。君が一つ頼まれてもらえないかな?皇帝陛下が君を信じたように、私も君を信用している。少ないが、旅のブレイド達用に補給品がある。必要なら、持っていってくれ。それからマボレル院長から馬を借りるといい」
「補給品」…とりあえず、薬を貰うことにした。装備品に関しては我が家に愛用の物がある。一刻も争うようなときではあるが、一度インペリアルシティの家に寄っていこう。あばら家ではあるが、そこそこ改築していて、いい家だ。
院長から馬を貰う。「どうせ持っていても乗らないから」らしい…。正直あまりいい馬ではないが、歩いて戻るのも大変なのでありがたく貰うことにした。
久しぶりの我が家。地下の風呂に入り、愛用の装備品に身を包み、クヴァッチへ。
そこで俺の運命が変わる前に、少し俺の過去も振り返るとしよう。
衛兵の前を通っても何事もない。どうやら、脱獄云々はうまく揉み消されているようだ。この分だと、ボーラスの方に援軍がやってきたのかもしれない。皇帝暗殺が市民の間に流れるのも時間の問題だな。
黒馬新聞の情報はやたら早いからな。
追いはぎに出会う。他の地域から流れてきたカジートが、結局シロディールでも職にあぶれて追いはぎになる。彼らも生きるのに大変そうだが、だからといって、はいそうですかと荷物を…ましてや命をくれてやるわけにはいかない。二度と旅人を襲わないようにしてくれてから、先を急ぐ。
林道を抜けると、そこに建物が。どうやらここがウェイノン修道院のようだ。中に入ると院長のような人物が話しかけてくる。ジョフリーを探していると応えると、彼なら二階にいるだろうと言う。
二階には、一人の修道士が本を読んでいる。ただの修道士ではないことはすぐに分かった。
「皇帝に王家のアミュレットを渡すように言われた」
「なんだって?どういうことだ?」
単刀直入すぎたか…。彼は面食らっている。経緯を軽く説明することにした。
「皇帝が暗殺…。では、アミュレットを見せてもらえないか」
試しにかけてみようとしたが、首から外れてしまうアミュレットを彼に渡す。軽く品定めしてから、
「確かに本物のようだ」
「あんたなら、皇帝の最後の子供の居場所を知っていると聞いたが…」
「確かに。今でこそ修道士の格好をしているが、昔はブレイドを束ねるグランドマスターだった。意外かね?我々のモットーは自由裁量だ。ブレイドとして皇帝の身辺警護をしているのは一握り。大体は市井に混じり、活動している」
ブレイドは、いわゆる「隠密」のような活動もしているということか…。
「私はユリエル皇帝の身辺警護を勤めていた時期がある。そのとき、ひとりの赤ん坊を、人知れず誰にも知られない遠くへやってほしいと頼まれた。時折どんな様子か尋ねるので、彼の子供なのだと直感した。彼の名前はマーティン。クヴァッチのアカトシュ神殿に仕える司祭だ」
「彼の身が危ない」
「そうだろうな。君が一つ頼まれてもらえないかな?皇帝陛下が君を信じたように、私も君を信用している。少ないが、旅のブレイド達用に補給品がある。必要なら、持っていってくれ。それからマボレル院長から馬を借りるといい」
「補給品」…とりあえず、薬を貰うことにした。装備品に関しては我が家に愛用の物がある。一刻も争うようなときではあるが、一度インペリアルシティの家に寄っていこう。あばら家ではあるが、そこそこ改築していて、いい家だ。
院長から馬を貰う。「どうせ持っていても乗らないから」らしい…。正直あまりいい馬ではないが、歩いて戻るのも大変なのでありがたく貰うことにした。
久しぶりの我が家。地下の風呂に入り、愛用の装備品に身を包み、クヴァッチへ。
そこで俺の運命が変わる前に、少し俺の過去も振り返るとしよう。
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